未経験でシステムエンジニアに転職する際の志望動機の考え方

未経験でシステムエンジニアになりたいという場合、面接において経験をアピールすることができません。
経験をアピールできないので、転職時には志望動機を意識することが大切です。
面接官により良い形で自分の思いを伝えることで、採用される確率は高くなります。
志望動機の考え方には複数の方向性があるので、1つずつ確認していきましょう。
また例文を真似するような形ではなく、自分の言葉で相手に伝えることも忘れてはいけません。

そもそも未経験でもシステムエンジニアを目指す理由は?

未経験からシステムエンジニアを目指す場合、志望理由を明確にすることが欠かせません。
知識がない状態からのスタートになるため、動機があいまいだと長続きしないと判断される可能性があります。
そこで自分がシステムエンジニアになりたい理由を伝えるのも1つの手です。

実際にシステムエンジニアを目指すといっても、人によって転職したいと考えた理由には違いが見られます。
PCを使った仕事に挑戦したいという方もいれば、専門的なスキルを武器にして働きたいと考えている方もいます。
さらに論理的な思考やコミュニケーションが得意なので、それが活かせると思って働きたいという方もいるでしょう。

このように転職を検討している理由には、人によって違いが見られます。
自分がシステムエンジニアになりたいと思った理由を明確にして、その思いを面接官にアピールすることが大切です。
立派な内容ではなくても、自分の率直な思いを伝えることがポイントの1つです。
見栄を張って立派なエピソードを用意しても、嘘をついたらすぐに見破られます。

なぜこの会社を選んだのか明確にする!

未経験でシステムエンジニアに転職したいとき、志望動機で注意が必要な点の1つにその会社を選んだ理由があげられます。
同じ職種で求人募集を行っている会社には、さまざまな候補があります。
その中から特定の会社を選んだ理由を明確にすることで、自分をアピールすることにもつながります。

会社を選んだ理由には、有名なウェブサービスを作っているからという方もいれば最先端の設備が整っているなどの点をあげる方もいます。
中には大手で安定しているので働きたいと考える方もいるでしょう。
しかし大手だからという理由だけでは、採用される確率は低くなります。
それぞれの会社の魅力を理解したうえで、動機を考えていくことが大切です。

実際に会社を選んだ志望動機を考えていくために、求人情報やホームページを参考にしましょう。
求人情報やホームページを細かく確認することで、個別の魅力を知ることにもつながります。
提供しているサービスや会社独自の取り組みに沿った志望動機を考えていくことも必要です。
誰かの受け売りではなく、自分の言葉で考えることも忘れてはいけません。

熱意を伝えるアピールも忘れずに!

未経験でシステムエンジニアとして働きたい場合、経験者と比べて不利になるというイメージを持っている方もいるでしょう。
経験者が優遇される募集もありますが、未経験者や文系出身者も歓迎しているケースも多く見られます。
実際に募集に応募するときには、経験を問わないかという点を確認したうえで検討することが大切です。

採用する側にとって大切なのが、未経験かどうかではなく戦力になるのかという点です。
初めて挑戦する仕事であれば、基礎的な知識があるのは仕方がないことです。
必要な知識やスキルは、採用されてから学んでいくことができます。
しかし学ぶ意欲がない方だと、採用しても戦力としての期待ができなくなります。
だからこそ採用するかどうかの基準になるのが、本人に意欲があるかどうかという点です。

少しでも採用されやすい志望動機のために、仕事への熱意や自分の前向きな姿勢をアピールするようにしましょう。
意欲があって今後の活躍が期待できると判断してもらうことができれば、採用される確率を高くすることにもつながります。

コミュニケーション能力をアピールすること

志望動機と合わせて、自分の能力をアピールしていくというのも選択肢の1つの手です。
例えばシステムエンジニアと聞くと、パソコンに黙々と向かっているだけの仕事というイメージを持っている方もいます。
しかし実際には、クライアントとの要望をくみ取って同じプロジェクトに取り組む仲間と上手く連携していくことが大切な仕事です。
コミュニケーション能力がないと、周りと連携を取りながら仕事を進めることができません。
面接官との対話を通して、相手の立場に立った対話や交渉などが得意だということをアピールしていきましょう。

さらにロジカルな思考が得意かというのも、システムエンジニアに求められる能力の1つです。
例えば志望動機を組み立てていくとき、筋道を立てて話していくことも必要です。
筋道を立てて話せる人であれば、実務の現場での活躍ができると期待できるかもしれません。
内容だけではなく、全体の組み立て方も大切な要素だという点を意識することが大切です。
当日に焦らないようにするためにも、事前に練習しておくのも1つの手です。