夢の海外転職!未経験でもシステムエンジニアは目指せる?

世界的にも有名な海外の大手IT企業では、日本人のシステムエンジニアも大活躍しています。
しかし超有名なIT企業で働くためには、日本での実務経験が豊富でなければ難しいと思うかもしれません。
確かに国内での実務経験は重要ですが、未経験からシステムエンジニアになり夢の海外転職を実現できる可能性はあります。
転職していつか海外で働きたいと考えているなら、未経験でもシステムエンジニアを目指してみるのも良いでしょう。

日本より評価の高い海外のシステムエンジニア

日本国内でシステムエンジニアの地位は、非常に低く他の役職より高く評価されていません。
新しい考えを持つベンチャー企業ならシステムエンジニアでも昇進していくことは可能ですが、大手企業では一定の役職までしか昇進できないケースも多々あります。
一方海外のIT企業では、システムエンジニアの評価は高いです。
スキルを認められれば昇進を繰り返し高い地位まで上り詰めることができるので、収入を大きく増やすことができます。
日本の企業でシステムエンジニアとして働いていると、昇進が期待できないため収入も増やすことができず、さらに上を目指すなら管理職にキャリアを変更しなければいけないのが現状です。
システムエンジニアの評価が著しく低い日本企業の現状を知れば知るほど、高く評価される海外の企業に夢を持つのは当然と言えるでしょう。
国内企業で働いているけど現状には満足していない、システムエンジニアになるなら評価の高い海外で働きたいと考えるなら、将来は日本を出て海外企業に転職する夢を持つのは自然な流れとなっています。

未経験者は実務経験を積むのが第一歩

海外の企業でシステムエンジニアとして働くためには、まず国内で経験を積まなければいけません。
日本国内では人材が不足しているので未経験者も募集していますが、基本的に海外で応募を受け付けているのは経験者のみです。
そのため海外転職を実現されるためには、日本で実務経験を積み重ねる必要があります。
基礎となるスキルがすでに身についているなら、国内のIT企業に就職すれば経験は順調に積めるでしょう。
しかし文系の学部に通っていたなどプログラミングの経験がない場合は、専門のスクールに通って基礎を身に付けなければいけません。
国内企業なら文系卒でもプログラミングの研修を受けシステムエンジニアになることは可能ですが、海外では卒業した学部と関連した企業にしか就職できないので、文系など無関係の学部からいきなりシステムエンジニアになるのは無理です。
未経験者が海外でシステムエンジニアとして働くためには、研修やプログラミングスクールで基礎的な知識や技術を身に付けて、実務経験を積むところから始めてください。

プログラミングのスキルと同じく重要な語学力

海外企業で働くなら、絶対に必要となるのが語学力です。
英語が話せないと周囲とコミュニケーションもとれず、業務に大きな支障も出るでしょう。
プログラミングの知識や実務経験と同じく絶対に必要とされるので、転職の前に磨いておかなければいけません。
要求される語学力は、転職先によって変わってきます。
たとえばアジア圏の企業で日本との橋渡しをするシステムエンジニアなら、それほど高い語学力は要求されません。
しかしアメリカやヨーロッパなど英語圏でバリバリと働くなら、ハイレベルな語学力を要求されます。
英語に対して不安があるなら、語学留学をすると良いでしょう。
フィリピンなど東南アジアの国でも短期の留学をすれば語学力はアップしますし、同時にプログラミングを学べるスクールも増加しています。
英語とプログラミングを同時に学べるスクールに通えば、未経験者でもスピーディーに必要なスキルを身に付けることが可能です。
海外転職を考える前から英語でコミュニケーションできる問題ありませんが、少しでも不安があるなら高めるようにしましょう。

アジア圏より難しい欧米企業への転職

システムエンジニアの海外転職には、アジア圏が欧米圏の2種類があります。
アジア圏のIT企業には日本企業がアウトソーシングした業務も多く、日本人でも働きやすくなっています。
実際に求人サイトで検索してみると、日本人のシステムエンジニアを募集しているアジア圏のIT企業は多いので、比較的転職は難しくないと言えるでしょう。
日本と現地の企業を繋ぐブリッジシステムエンジニアと呼ばれる職種も多く、ハイレベルな語学力を要求されないのも難易度が下がる理由です。
一方欧米圏のIT企業に転職をするなら、ハイレベルなスキルを身に付け実務経験も豊富でなければいけません。
現地のシステムエンジニアより魅力的な人材でなければ求人に応募しても採用されませんから、ポートフォリオを作成し求人に応募したり、ワーキングホリデーを活用し現地で就職活動をするなどの方法もあります。
まずは比較的採用されやすい欧米圏のスタートアップに入社して、そこで実績を積み重ね少しずつステップアップしていけば、未経験でも大手IT企業に転職するのは夢ではありません。